連続カーブを曲がりきれず正面衝突

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8日、岩手県釜石市内の国道で、乗用車が対向車線側に逸脱しRVと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車側の2人が死亡。RV側の3人が重軽傷を負っている。

岩手県警・釜石署によると事故が起きたのは8日の午後3時25分ごろ。

釜石市港町2丁目付近の国道45号線・釜石高架橋の上で、18歳の男性が運転する乗用車が緩やかなカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。対向車線を進行していた35歳男性の運転するRVと正面衝突した。

この事故で双方のクルマは大破。乗用車を運転していた男性と、助手席に同乗していた18歳の女性が全身を強く打って収容先の病院で死亡。RVにシートベルト未着用の状態で後部座席に同乗していた69歳の男性が胸部骨折の重傷。RVの運転手と同乗していた68歳の女性は打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院で治療を受けている。

現場は片側1車線となっており、緩やかなS字形状の連続カーブとなっている。乗用車はカーブを直進するような状態で対向車線に進入したとみられており、警察では乗用車側の速度超過が事故の原因になったものとみている。

乗用車の男性は免許を取得して1年未満の初心者だった。

《石田真一》

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