執拗に煽り立てて現金強奪を目論む

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3日、新潟県朝日村内の国道で、26歳の男性が後方からヘッドライトを何度もパッシングさせたり、過度な煽りを繰り返していた男に暴行されるという交通トラブル事件が起きた。

警察では27歳の男が犯行に及んだものと断定。強盗傷害容疑で逮捕している。

新潟県警・村上署によると、事件が起きたのは3日の午前1時ごろ。朝日村鵜渡路付近の国道7号線を26歳の男性が山形県方向に向かって乗用車で走行していたところ、後続の乗用車が車間距離を異常に詰めて煽ったり、ライトをパッシングするなどした。

あまりに執拗なので男性は道を譲ろうと路肩にクルマを停車させたが、後続車もこれに合わせて同様に停止。不審に思った男性が車外に出ると、後続のクルマから男が飛び降り、男性の顔面を殴ったうえで「カネを出せ、出さないと殺す」などと脅した。

男性は必死に抵抗したため、男は財布を取らずに逃走していった。男性は逃げ出したクルマや運転していた男の特徴を警察に通報したが、同署員が現場に急行した際には血を流した状態で路上に座っており、近くの病院に収容されたが、打撲などの重傷を負っている。

警察では強盗傷害事件として捜査を開始。山形県警にも捜査協力を要請し、国道7号線を逃走していったクルマの行方を負った。その結果、パトロールを行っていた山形県警の警察官が容疑車両を発見。後から駆けつけた同署員が身柄の引き渡しを受け、逮捕している。

《石田真一》

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