一時停止違反の乗用車がワゴン車を突き飛ばす

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3日、北海道由仁町内の町道交差点で、乗用車同士が出会い頭に衝突。このうち1台が衝突の弾みで路外に転落する事故が起きた。

この事故で路外に転落した側のクルマに同乗していた9歳の女児が死亡、運転者を含む4人が重軽傷を負った。

北海道警・栗山署によると、事故が起きたのは3日の午後0時20分ごろ。由仁町古山付近の町道交差点で、38歳の男性が運転するワゴン車と、73歳の男が運転する乗用車が出会い頭に衝突した。

衝突の弾みでワゴン車は路外に転落。乗車していた7人のうち、最後部の座席に座っていた9歳の女児が頭の骨を折り、脳挫傷が原因で死亡。中央部の座席に座っていた2人が全身打撲の重傷。他の2人が軽度の打撲を負い、病院に収容されて手当てを受けた。

警察では乗用車を運転していた男を業務上過失致死傷の現行犯で逮捕している。男にケガはなかった。

現場は一方向に赤色点滅式の1灯信号機が設置された交差点。一時停止の義務があるのは乗用車側だったが、男はこれを怠って漫然と交差点に進入したものとみられている。

《石田真一》

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