日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2日発表した4月の新車登録および新規届け出台数は、いずれも4カ月ぶりに前年同月比でプラスに転じた。小型乗用車を中心に各社の新車効果がでてきた。
登録車は10.8%増の26万2983台と2ケタ増を確保した。乗用車は小型車が18.3%増となるなど全体で12.3%増の22万5635台だった。排ガス特需の反動が出ていたトラックも、3.1%増の3万5974台とプラスに転じた。
登録車では昨秋から新車投入が相次いだ日産自動車が19.6%増と大きく伸ばした。『ヴィッツ』が好調なトヨタ自動車もが14.1%増となった。今年1月から前年割れが続いていたホンダは5.7%増と4カ月ぶりにプラスを確保した。
軽自動車は前年同月比1.6%増の14万2053台と、小幅ながらプラスとなった。貨物車が0.4%減と横ばいだったが乗用車が2.3%増と回復した。