見通しの悪い交差点、救急車と衝突

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24日、山形県尾花沢市内の国道で、赤信号の交差点に進入した緊急走行中の救急車と、青信号に従って進行していた乗用車が出会い頭に衝突した。この事故で双方のクルマが小破。乗用車の女性が軽傷を負っている。

山形県警・尾花沢署によると、事故が起きたのは24日の午後3時ごろ。

尾花沢市尾花沢付近の国道13号線の交差点で、急病人発生の通報を受けて現場に向かって緊急走行をしていた尾花沢市消防本部・尾花沢消防署所属の救急車が、赤信号の交差点に進入した際、青信号に従って右方から進入してきた30歳女性の運転する乗用車と出会い頭に衝突した。

この事故で双方のクルマは小破し、乗用車を運転していた女性が上半身を打撲する軽傷を負った。救急車は事故処理のために現場で抑止。患者の搬送には別の救急車が向かった。

現場は高さ120cmほどのフェンスで仕切られた中央分離帯があり、見通しはあまり良くないという。警察では業務上過失傷害容疑で救急車を運転していた36歳の消防職員から事情を聞いている。

《石田真一》

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