殺人未遂容疑の男、逃走中にひき逃げ

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福岡県警は21日、仕事上のトラブルから同僚の男性をナイフで刺したとして殺人未遂容疑で逮捕された55歳の男が、逃走途中に重傷ひき逃げ事故を起こした可能性が高いことを明らかにした。実際に事故も起きており、警察では関連を調べている。

福岡県警・折尾署によると、殺人未遂容疑で逮捕されたのは、中間市内に在住する55歳の男。

この男は21日の午前2時30分ごろ、中間市中尾2丁目付近に住む46歳の同僚男性と仕事の進め方などを巡って口論となり、男性の腹部をナイフで刺した後、この男性を放置して逃走した疑いが持たれている。

男は同日午後に殺人未遂容疑で逮捕されたが、この際に「逃走する際にひき逃げ事故を起こした」と供述。この証言に合致する事故が実際に起きていた。

事故が起きたのは21日の午前3時20分ごろ。中間市中尾1丁目付近の市道で、Uターンしようとしていたクルマが歩道に乗り上げ、ここを歩いていた68歳の女性がはねられた。女性はすぐに病院に収容されたが、意識不明の重体となっている。

事故現場付近で目撃された逃走車両と、男が使っていたクルマの車体色が似ていること。容疑者の男自身が「ひき逃げした」と話していることから事故への関与は間違いないものと見て、殺人未遂事件の捜査と並行して進めていく方針だ。

《石田真一》

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