カーブ逸脱のタンクローリー、トラックと正面衝突

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13日、福島県西会津町内の国道で、大型タンクローリーと普通トラックが正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは衝突後に路外に転落。トラック側の4人が死傷、タンクローリー側の1人が軽傷が負った。

福島県警・喜多方署によると、事故が起きたのは13日の午前5時40分ごろ。

西会津町上野尻付近の国道49号線で、緩やかなカーブを曲がりきれずに対向車線側にはみ出して走行していた39歳の男性が運転する大型タンクローリーと、53歳の男性が運転する普通トラックが正面衝突した。

2台は衝突の弾みで路外に逸脱。斜面を滑り落ち、約3m下まで転落した。

この事故でトラックに同乗していた57歳の男性が全身を強く打ち、収容先の病院で事故から約4時間30分後に死亡、46歳の男性が全身を強く打つ重傷。運転していた男性と、31歳の別の男性が軽傷を負っている。

また、タンクローリーに同乗していた63歳の男性も軽傷を負ったが、運転していた男性にケガはなかった。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。タンクローリーは車体長の関係から曲がりきれずに車体の一部を対向車線にはみ出させたか、もしくは雨で濡れた路面でスリップした可能性もあるという。

警察では業務上過失致死傷容疑で双方の運転手から事故当時の状況を聞いている。

《石田真一》

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