突然のクラクションに慌てて? 歩道に突っ込む

自動車 社会 社会

11日、愛媛県松山市内の市道交差点で、急発進したワゴン車が歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた歩行者が相次いではねられる事故が起きた。この事故で36歳の女性が頭を強打して死亡、19歳の男性が足を打撲する重傷を負っている。

愛媛県警・松山東署によると、事故が起きたのは11日の午後2時30分ごろ。松山市樽味4丁目付近の市道交差点で、急発進したワゴン車が歩道内に乗り上げて進行。信号待ちをしていた歩行者2人を次々にはねた。

この事故でクルマの直撃を受けた36歳の女性が転倒した際に頭を強打し、収容先の病院で死亡。19歳の男性も足を打撲する軽傷を負った。

警察ではワゴン車を運転していた22歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡が確認された後は容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。

現場は3本の道路が交わる変形型の丁字路。取り調べに対し、男は「信号が青になったことに気がつかず、後ろのクルマからクラクションを鳴らされたことで慌ててしまった」などと供述している。この際にハンドル操作も誤り、歩道に乗り上げたらしい。

ただし、供述内容に不明な点もあり、信号が変わったことに気がつかなかったという状況から、警察では携帯電話を使用していた可能性もあるとして、さらに調べを進めていく方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース