5日、兵庫県神戸市須磨区内の阪神高速・神戸線の下り線で、カーブを曲がりきれなかった大型トレーラーが横転する事故が起きた。
この事故によってトレーラーを運転していた31歳の女性が重傷を負ったほか、復旧作業にも手間取り、現場は約5時間に渡って通行止めとなった。
兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午前7時20分ごろ。神戸市須磨区古川町3丁目付近の阪神高速・神戸線の下り線で、31歳の女性が運転する大型トレーラーがカーブを曲がりきることが出来ず、勢い余って側壁に乗り上げたことを発端として横転した。
この事故によってトレーラーは運転席部分が小破。運転していた女性が左足の骨を折る重傷を負ったほか、横転したトレーラーが片側2車線のうち1車線以上を塞ぎ、現場での通行ができなくなった。
警察では復旧作業を急いだが、現場がカーブの中央付近であったことから、車体の引き起こし作業に手間取り、現場を含む阪神高速の若宮ランプ〜第2神明須磨料金所間が約5時間に渡って閉鎖。一時は最大で6kmほどの渋滞が発生した。
現場は見通しの悪い急カーブ。警察ではトレーラーが適切に減速しなかったことが事故の原因とみている。