日本自動車輸入組合が発表した3月の輸入車販売台数は、前年同月比2.5%減の3万6252台と4カ月連続のマイナスだった。外国メーカー車は各社の新型車効果で順調に推移したが、日本メーカーの海外生産車が低迷した。
外国メーカー車は同3.9%増の3万3732台と順調に推移し、2カ月連続でプラスとなった。BMWの『1シリーズ』やアウディの『A6』など、新型車の販売が好調だった。
日本メーカーの海外生産車は同46.6%減の2520台にとどまった。トヨタの『アベンシス』の販売が低調なほか、スバルも『トラヴィック』の販売を中止することが影響した。
車種別では、乗用車が同2.6%減の3万5877台、貨物車が同6.2%減の350台だった。