ダイムラークライスラーはジュネーブモーターショーで次世代燃料電池車、メルセデス・ベンツ『Bクラス F-Cell』を発表した。
B-Cellの発表によって、ダイムラークライスラーの燃料電池車ファミリーがスポーツツアラーセグメントにまで広がった。Bクラスでは、メルセデスベンツが開発した独自のサンドイッチ構造フレームを採用している。
排出ガスゼロと同時に、スポーティでダイナミックな走行を実現。高トルク電動モーターは出力100kW(136ps)となり、従来のAクラス『F-Cell』を35kW(47ps)上回る。また、燃費の改善と水素貯蔵量の向上により、航続距離は約400kmを達成し、コンポーネントの信頼性と寿命を向上させたという。