自動車基準を統一する会議の議長に国交省から就任

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各国、市場ごとに異なっている自動車の安全・環境基準を統一するための会議の議長に、国土交通省の技術企画課国際業務室長が選出された。

会議は10日、スイスのジュネーブで開催されるグローバル協定の執行委員会(UN/ECE/WP29/AC3)で、和迩健二・国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課国際業務室長が執行委員会の議長に選出された。議長の任期は1年。

グローバル協定は21カ国及び1地域(EU)が加盟しており、1999年の発効からこれまで、米国と英国の代表が議長職を務めたが、日本からの議長選出は、アジア地域から初めて。

日本政府は自動車基準の国際的な統一を重視して、世界統一基準の作成作業など、基準調和に向けた活動に対して積極的に取り組んでおり、今後は、執行委員会の議長国として、世界統一基準の早期採択に向けた各国との意見調整した上で、取りまとめたいとしている。

《レスポンス編集部》

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