非番日に酒を飲んだ警官、追突事故を起こす

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青森県警は2月26日、酒気帯び状態でクルマを運転中に接触事故を起こしたとして、八戸署・地域課に所属する43歳の巡査長を道路交通法違反の現行犯で逮捕した。巡査長は容疑を大筋で認めている。

青森県警・八戸署によると、事故が起きたのは2月26日の午後0時50分ごろ。八戸市小中野付近にあるスーパーマーケットの駐車場で、停車中の乗用車の後部に別の乗用車が追突する事故が起きた。

追突してきたクルマの運転者が酒臭いことに、被害を受けたクルマの運転者が気づいて警察に通報。駆けつけた同署員は追突した側の運転者が、同じく地域課に勤務する43歳の巡査長であることを確認した。

アルコール検知を実施したところ、巡査長からは酒気帯び相当量のアルコールを検出。自らも飲酒運転の事実を認めたため、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

同署によると、逮捕された巡査長は事故当日が非番日に当たっており、前夜から未明まで焼酎を中心に飲酒していたという。

同日の昼にアルコールが抜けたと思い、自己所有のクルマで現場のスーパーに買い物に訪れたが、停車しようとした際に目標を見誤って追突したという。

この巡査長に飲酒運転で摘発された前歴はないが、警察では巡査長を処分する方向で検討を開始している。

《石田真一》

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