新型車発表会で世界中のプレスの前に姿を現したミハエル・シューマッハ（2月25日）。その枯れることのないモチベーションについて質問されると笑顔で「自分が年を取っていると感じることはないよ」と答えた。
「まだまだレースを楽しんでいる。それが自然なことだと感じているし、何より楽しいんだ。もうトップに到達するとかいう次元の話ではなくなっているし」
発表会終了後、すぐにメルボルンへと向かう予定のシューマッハは旧型「F2004」で戦うことについての不利益についても次のように分析している。「もちろん、すぐにでも新車で戦いたいというのが本音さ。おそらく序盤は勝つチャンスが少ないかもしれないね。でも今年は全19戦もある長いシーズン。最上だと思われる選択をしたと思うよ」
オフシーズンのテストではマクラーレンやルノーの台頭が見られたが、最大のライバルは誰かという質問が出されると、「僕にとって一番怖いライバルは彼だよ」と隣に座っていたバリケロを指した。
