アイスバーンで停止できず、列車と衝突

自動車 社会 社会

23日、秋田県鷹巣町内の秋田内陸縦貫鉄道線の踏切で、軽自動車が踏切手前のアイスバーンでスリップして踏切内部に進入、通過中の下り普通列車と衝突した。衝突によってクルマは一部が小破したが、運転していた女性や列車の乗客にケガは無かった。

秋田県警・鷹巣署によると、事故が起きたのは23日の午後8時20分ごろ。鷹巣町鷹巣西岱付近の秋田内陸縦貫鉄道線、鷹巣−西鷹巣駅間の踏切で、26歳の女性が運転する軽自動車が停止しようとしたところ、手前にあったアイスバーンにハンドルを取られて滑走。そのまま踏切内に進入していった。

当時、下り普通列車(鷹巣発阿仁合行き、1両編成)が現場の踏切に接近しており、クルマは列車の左後部と接触。一部を小破させた。しかし、クルマを運転していた女性と列車の乗客乗員25人にケガはなかった。

現場の踏切には遮断機や警報機などが設置されており、安全面での問題は無かった。警察の調べに対して、事故を起こした女性は「ハンドルもブレーキも効かなくなった」と話しており、警察ではアイスバーンで滑り、制御不能になったことが事故の原因とみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース