23日、秋田県秋田市内の秋田自動車道で、走行中の大型トラックが強風にあおられ、荷台の屋根部分が吹き飛ぶ事故が起きた。
屋根は壊れながら路上に落下、本線を塞いでしまったため、秋田道下り線は現場付近が約1時間30分間に渡って通行止めとなった。
秋田県警・高速隊によると、事故が起きたのは23日の午前11時55分ごろ。秋田市下新城青崎付近の秋田自動車道下り線で、走行中の大型トラックが強風であおられ、荷台の屋根部分を覆っていたビニールカバーが鉄枠ごと吹き飛ばされる事故が起きた。
屋根部は空中で分解しながら本線上の広範囲に落下、通行に支障をきたした。この撤去作業のために、事故現場を含む秋田北インターチェンジ(IC)−昭和男鹿半島IC間が午後0時25分から午後2時まで、通行止めの措置が取られた。
強風で屋根部が吹き飛ぶという事故は珍しい。この日は日本海側を中心とした低気圧が発達、現場付近では一時的にかなり強い風が吹き荒れていた。