対面通行の自動車道でスリップ、正面衝突で5人重軽傷

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21日、秋田県山内村内の秋田自動車道(対面通行区間)で、トンネル内を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱し、別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で逸脱側のクルマに乗っていた3人が重軽傷を負っている。

秋田県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午後0時20分ごろ。

山内村黒沢字田代沢口付近の秋田自動車道・黒沢トンネル内で、対面通行区間の下り車線側を走行していた35歳男性の運転する乗用車が対向車線側に逸脱。上り線を順走していた40歳の男性が運転する別の乗用車と正面衝突した。

この衝突によって双方のクルマは大破。逸脱側のクルマの助手席に同乗していた35歳の男性が骨盤骨折の重傷。運転者を含む2人が打撲などの軽傷を負っている。また、順走側の2人も軽傷を負い、病院で手当てを受けた。

現場は緩やかなカーブとなっており、警察の調べによると、逸脱側のクルマが簡易中央分離帯として機能している樹脂製ポールを押し倒し、対向車線側に入ったとみられている。現場付近の路面は凍結しており、これによってスリップした可能性が高いという。

警察では業務上過失傷害事件として、逸脱側のドライバーからさらに事情を聞く方針。

《石田真一》

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