日本損害保険協会は22日、2004年度第3四半期(4−12月)の会員21社の元受正味保険料を発表した。自動車保険料収入は2兆6708億円と前の年の同じ時期にくらべ1.7%のマイナスだった。
自動車保険のマイナスは保険料率の引き下げによる保険料単価の減少が続いたためとみられる。
マイナス幅は前年同期の1.5%にくらべ0.2ポイント広がった。自賠責保険も前年同期にくらべ1.4%マイナスの9402億円だった。
その他の保険種目では火災、傷害がマイナス、新種、海上・運送がプラスだった。
自動車・自賠責を含む元受正味保険料収入の合計は前年同期にくらべ0.9%減の6兆6526億円だった。