【インプレ'04】河口まなぶ オペル『アストラ』 ゲルマンホットハッチの最右翼

試乗記 国産車
【インプレ'04】河口まなぶ オペル『アストラ』 ゲルマンホットハッチの最右翼
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最大のライバルである『ゴルフ』にはない、スポーツマインドを存分にくすぐってくれる走りが魅力。とくに200psを発生する2リッターのターボエンジン搭載モデルは、非常に高い動力性能を存分に発揮させてかなりの速さを引き出すことが可能ながらも、極めて洗練された乗り心地が実現されているのだから魅力的だ。

またダッシュボード上にある「sport」ボタンを押すと、エンジンやサスペンションの性格がガラリと変わる辺りもユニーク。普段はノーマルモードで心地よい乗り味・走り味を堪能しつつ、走りたいときには各部を敏感にして積極的に走りを楽しめるのだからたまらない。

ゆえに、とにかく走りを楽しもうと思うなら、ゴルフよりもこちらを選ぶ理由が存分にあるといえるだろう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★☆

河口まなぶ| モータージャーナリスト
1970年生まれAB型。日本大学芸術学部文芸学科卒。卒業後モーターマガジン社でアルバイト。その後フリーとなり専門誌を中心に一般誌、webに寄稿。2002-03/03-04日本カーオブザイヤー選考委員。

《河口まなぶ》

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