いすゞ自動車は、2005年2月16日付で、みずほコーポレート銀行をアレンジャーとする総額3000億円規模のシンジケートローン契約を締結したと発表した。
本シンジケートローンは、2400億円のタームローンと620億円のコミットメントラインで構成する。タームローンは既存長短借入金のリファイナンスのため、コミットメントラインは流動性の補完のためにそれぞれ設定した。
昨年11月に発表した優先株の強制有償消却による資本減少と資本準備金減少に伴う、普通株の希薄化リスクの軽減、繰越損失の解消に続く、シンジケートローンの組成は、今年4月からスタートする「中期経営計画」を実行していく上で、財務基盤の構築が狙い。