キアは、米国での同社最大のヒットモデルとなったミニバン『セドナ』をフルモデルチェンジ、シカゴオートショー(シカゴモーターショー)で発表した。
プラットフォームは4輪独立懸架サスペンション、4輪ディスクブレーキを装備した新開発。全長×全幅×全高は5131×1989×1760mmと、いずれも北米仕様のホンダ『オデッセイ』やトヨタ『シエナ』を上回るサイズ。
室内空間も旧型に比べ15%アップし、北米ミニバン市場に十二分に通用するサイズとなった。搭載の3.8リットルV6エンジンは244HPを発揮し、パワースペックもシエナの230HPを凌ぐ力強さだ。
室内に目をやると、3列目シートは6対4分割で床下に収納可能。ミニバンセグメント必須の装備はもちろん、バックセンサー、サンルーフ、レザーインテリア、両側電動パワースライドドア、パワーリフトゲート、17インチタイヤなど、オプション設定も多彩だ。
プライスタグもオデッセイ、シエナを下回ることが確実されており、日系ミニバンの手強いライバルになること必至だ。