6日、静岡県富士宮市内の県道交差点で、14歳の少年が運転する乗用車と別の乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。双方のクルマは大破し、5人が死傷している。
静岡県警・富士宮署によると、事故が起きたのは6日の午前3時25分ごろ。富士宮市城北町付近の信号機が設置された県道交差点で、14歳の少年が運転する乗用車と、35歳の男性が運転する乗用車が出会い頭に衝突した。
この事故で双方のクルマは大破し、少年が運転するクルマの助手席に同乗していた19歳の少年が全身打撲で死亡。運転していた少年と、後部座席に乗っていた中学生2人も重軽傷を負ったほか、もう一方のクルマに運転していた35歳の男性も肩の骨を折る重傷を負っている。
警察ではどちらかが信号無視をしたことが直接の原因とみているが、14歳の少年が「家からクルマを持ち出して、自分で運転していた」などと話していることから、業務上か質致死傷と道路交通法違反(無免許運転)容疑で事情を聞いている。