ホンダは、原付スクーターの『スマートDio Z4』が、財団法人省エネルギーセンター主催の2004年度省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)の資源エネルギー庁長官賞を受賞したと発表した。
同賞は、日本での資源・エネルギーの有効利用と地球温暖化問題への対応の重要性から、二酸化炭素(CO2)などの地球温暖化ガスの排出量削減への貢献に優れたものを表彰するもの。省エネルギーへの認識を高めるとともに、その技術開発・普及を支援するのが狙い。
スマート・Dio Z4は、世界初の4ストローク50ccエンジン用電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を搭載し、排出ガスのクリーン化とリッター80kmの低燃費を達成した。さらに、50ccスクーターで世界初の4バルブを採用した。
PGM-FIとの組合せで外気温や気圧などの環境の変化に関わらず、常に安定したアイドリング性能とエンジン始動に加え、レスポンス性の高い走りを実現したとしている。