三菱自動車とPSAプジョーシトロエンは、三菱自動車が新型SUVをPSAに供給することで合意したと発表した(既報)。最終的な契約は2005年春に締結する。
合意したのは、三菱がPSAに新型SUVを年間3万台供給するというもの。
新型SUVは『エアトレック』後継の新型車で、現在開発中のプラットフォームをベースに、プジョー、シトロエン向けにデザインする。エンジンは微粒子除去フィルターを装備した最新のPSA製のHDiディーゼルエンジンを搭載、2007年6月から欧州で販売する。
PSAは、プジョー、シトロエンのラインナップを拡充、三菱は生産工場の稼働率が高まることで、生産性が大幅に向上する見込み。
今回のプロジェクトは、三菱自がOEM供給する新型SUVの販売地域は欧州市場だけが対象だが、他地域への供給や両社の提携拡大についても検討していくとしている。