トヨタ自動車が3日発表した第3四半期(10−12月)連結決算によると、12月までの9カ月通算の純利益は前年同期比8.6%増の8805億円となっており、2005年3月期では前期の1兆1620億円を上回るのが確実となった。
世界販売は第4四半期も前年同期を上回る予想だが、仮に第4四半期で前年並みの純利益を確保すると通期では1兆2300億円水準となる。
同様に営業利益は1兆8000億円レベルが確保できる見通しとなる。東京で会見した鈴木武専務は「通期の具体的な見通しは控えるが、前期並を確保したい」と述べた。