トレーラーから落ちた古紙1トン、対向車を直撃

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1月31日、福島県原町市内の市道で、走行中の大型トレーラーが横転。荷台部分から圧縮した古紙約1トン分が落ち、対向車線を走っていたワゴン車を直撃する事故が起きた。

乗用車を運転していた女性は即死。トレーラーの運転手も軽傷を負った。

福島県警・原町署によると、事故が起きたのは1月31日の午後7時25分ごろ。原町市北泉付近の市道で、19トン積みの大型トレーラーが緩やかな左カーブを曲がりきれずに横転。

荷台に搭載していた古紙の束(1束あたりの高さ約2m×幅約1m、重さ約1トン)が数個落下。これが対向車線を走行していた乗用車の運転席付近を直撃した。

この事故で乗用車は大破し、運転していた33歳の女性が全身を強く打って即死。トレーラーの運転手は横転によって大破した運転席に閉じ込められたが、約4時間後に救出された。全身を打撲しているが、全治2週間程度の軽傷だという。

警察では事故の原因を調べているが、このトレーラーは事故当時には古紙の束18個を搭載していた。

緩やかな左カーブを曲がり損ねて横転しているが、運転席側から倒れており、高速度で走行中にトレーラーに特有のジャックナイフ現象を起こした可能性も高いとみられている。

《石田真一》

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