首都高速道路公団では、ETC普及促進キャンペーンを次々と展開している。
たとえば、ETC利用促進割引(期間限定)を4月1日から導入。これはETC無線通行車がETCを利用すると一律5%引くもの。期間は総合的なETC後納割引制度が導入される夏までを予定している。
また、今月いっぱいまでだった「首都高ETCモニター料金半額プレゼント」の受付期限を、郵送の場合は2月28日まで1カ月延長、インターネットでは3月10日まで延長した。割引額累計が5000円になるまで首都高速道路の通行料金を半額にする。定員は先着50万台。利用期間は10月31日まで。
大黒PAのみだったETCワンストップサービスも、川口PAでも行うこととなった。ETCカードの取得から、ETC車載器の購入・取付け・セットアップまで、一貫して行うもの。期間は2月5日−3月27日の土日祝日、受付時間は10時−16時、1日の受付台数は15台までとなっている。
今回のETC普及促進キャンペーンで、1月20日現在の1日の利用率31.6%を大幅に上回ることを首都高速道路公団は目論んでいるようだ。
ただ、都道府県別月間セットアップ数が常時2位だった神奈川県がここ2カ月ほど3位、4位となっていることを併せ考えると、首都圏のETC需要が落ち着いてきた可能性もあるかもしれない。