クルマを盗んだ少年3人、パトカーに接触

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岡山県警は21日、軽自動車を盗んで乗り回していたとして、16歳と14歳の少年を窃盗容疑で逮捕。13歳の少年を同容疑で補導した。少年らは追跡を受けている際、運転を誤ってパトカーに接触させる事故も起こしている。

岡山県警・岡山東署によると、事件が起きたのは20日の午後10時20分ごろ。31歳の男性から「岡山市赤田付近にあるスーパーマーケット駐車場に置いていたクルマが盗まれた」という内容の110番通報が寄せられた。

同署では盗難車手配を行って捜索を開始。21日の午前2時ごろ、岡山市鉄付近の国道250号線をパトロールしていた同署・地域課のパトカーがこのクルマを発見。ただちに追跡を開始した。

クルマはそのままスピードを上げて逃走しようとしたため、パトカーはサイレンと赤色灯を使用した状態で対向車線を走行。併走して停止を呼びかけた。

だが、クルマは前走車を避けようとした際、パトカーの左側部に接触。弾みで横転し、ようやく停止した。

警察では運転していた16歳の少年と、14歳の少年を窃盗容疑で逮捕。同乗していた13歳の少年を同容疑で補導している。

取り調べに対して3人の少年は「クルマを乗り回したかった」と供述。車内にあった現金約2万円も盗んでいたことを認めている。

《石田真一》

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