タクシー運転手、乗客を装った男に刺される

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21日、兵庫県川西市内の市道で、60歳のタクシー運転手の男性が乗客を装った男に襲撃され、刃物で首を刺されるという事件が起きた。命に別状は無かったが、全治2週間程度の重傷を負っている。

兵庫県警・川西署によると、事件が起きたのは21日の午前5時50分ごろ。川西市鼓が滝3丁目付近の市道からクラクションを連打する音が響いていることに近くに住む住民の男性が気がついた。

この男性が外に出たところ、路上駐車されたタクシーの後方で初老の男性が血を流して倒れているのを発見。「乗客に襲われた」などと話していたため、警察に通報した。

その後の調べで、この男性は60歳のタクシー運転手であることが判明。近くの病院に運ばれたが、首のあたりを鋭利な刃物で切られており、全治2週間程度の重傷を負っている。

男性は事情聴取に対し、「大阪付近から乗せた男に襲われた。殴られた後に刃物で刺された」などと話しているという。車内に物色されたような後もあるが、売上金が奪われたかどうかについてはわかっていない。

逃げた男は30歳前後とみられ、警察では目撃者がいなかったかどうか調べるとともに、強盗傷害容疑で行方を追っている。

《石田真一》

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