今年12月に一部地域でスタートする自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)の試験運用ステップ2が東京から始まった。
3月上旬までに8都府県で実際の運用状態に近い環境でテストし問題点を抽出する。今回のテストを受けて今夏までにシステムの最終形を構築する。
12月にスタートするのは新車新規登録に限定した機能。第一陣の地域はまだ確定していない。ステップ2は東京・大阪・岩手・神奈川・埼玉・愛知・岐阜・佐賀の8都府県で実施する。
ただOSSの前提となる住民基本台帳カードの普及率が04年3月末時点で0.3%しかなく、国交省でもOSSが普及のきっかけになれば、と期待している。