大型車同士が正面衝突、双方のドライバーが死亡

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14日、千葉県栄町内の国道で、対向車線側に逸脱した大型トレーラーと、順走していた大型ダンプトラックが正面衝突する事故が起きた。2台は大破し、双方の運転手が全身打撲で死亡している。

千葉県警・成田署によると、事故が起きたのは14日の午前0時30分ごろ。栄町矢口神明3丁目付近の国道356号線で、対向車線側に逸脱した31歳男性運転の大型トレーラーと、順走していた56歳男性運転の大型ダンプトラックが正面衝突した。

2台はともに50km/h以上の速度で衝突しており、運転席部分は原型を留めないほど大破した。双方の運転手のうち、トレーラーを運転していた男性はすぐに助け出され、近くの病院に収容されたが、間もなく死亡。ダンプトラックの運転手は体が挟まれ、レスキュー隊が出動して救出作業に当たったものの、事故から4時間後に死亡している。

現場は見通しの良い直線道路。逸脱したトレーラー側にはブレーキ痕が無いことから、警察では居眠り運転の可能性が極めて高いとみている。目撃者によると、衝突速度が速かったことから、2台のクルマは衝突の瞬間にリアが数十センチ浮き上がるほどだったようだ。

《石田真一》

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