10日、青森県八戸市内で、新成人7人の乗ったワゴン車が道路右側に設置されていた信号柱と街路樹に次々と激突する事故が起きた。この事故で前席に乗っていた2人が骨折などで重傷。後部座席の4人が軽傷を負っている。
青森県警・八戸署によると、事故が起きたのは10日の午前5時ごろ。八戸市白銀町沢向付近の県道交差点で、いずれも新成人の男女7人の乗ったワゴン車が凍った路面でスリップしてコントロールを失い、そのまま道路右側にある信号柱と街路樹に次々と衝突した。
この事故でクルマは大破し、運転席と助手席にいた2人が腕の骨を折るなどの重傷。後部座席にいた5人のうち、4人が打撲などの軽傷を負って病院で手当を受けている。
現場は丁字路の交差点で、事故当時の八戸市内は記録的な大雪によって視界も悪く、積雪によって道路が滑りやすい状態だった。
また、運転していた20歳の男性らは前日に行われた成人式の後、八戸市内のカラオケ店で飲食をしており、警察では飲酒運転の可能性もあるとして、男性の回復を待って業務上過失傷害容疑などで詳しく事情を聞くとしている。