免許を取得したばかり、凍結路面の恐ろしさ知らず

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12月30日、茨城県千代田町内の国道で、免許を取得したばかりの18歳少年の運転する乗用車が対向車線側に逸脱し、順走していたRVと正面衝突する事故が起きた。

この事故で少年のクルマに同乗していた4人が死亡。双方の運転者が軽傷を負った。

茨城県警・石岡署によると、事故が起きたのは12月30日の午前1時40分ごろ。千代田町上土田付近の国道6号線で、18歳の少年が運転する乗用車が対向車線に逸脱し、順走していた32歳男性の運転するRVと正面衝突した。

この事故で乗用車は大破。運転していた少年は軽傷で済んだが、同乗していた17歳の少年1人と18歳少年3人の合わせて4人が頭を強打し、間もなく死亡。RVを運転していた男性も軽傷を負っている。

現場は見通しの良い直線道路。少年のクルマは高速度で走行していたとみられるが、残雪が凍結した路面でスリップし、そのままの勢いで対向車線側に飛び出したとみられている。

少年は12月24日に免許を取得したばかりで、凍結路面の走行経験は無かったという。また、事故を起こしたクルマは夏タイヤを装着していたとみられている。

《石田真一》

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