23日、岐阜県恵那市内の国道で、乗用車と軽自動車が衝突、1台が歩道に突っ込み、信号待ちをしていた中学生を次々になぎ倒す事故が起きた。この事故で歩道にいた中学生4人と、クルマに乗っていた2人が軽傷を負っている。
岐阜県警・恵那署によると、事故が起きたのは23日の午後4時ごろ。恵那市長島町正家付近の国道19号線の交差点で、直進していた軽自動車と右折していた軽自動車が衝突。軽自動車は衝突を回避しようと急ハンドルを切った弾みで道路左側の電柱に接触。その後に歩道へ向かって突っ込んだ。
事故当時、この歩道には4人の女子中学生が信号待ちをしていたが、軽自動車はこの4人に次々と接触。4人は転倒などして軽傷を負い、軽自動車を運転していた62歳の女性ら2人も打撲などで軽傷を負っている。
現場は片側2車線で見通しの良い交差点で、警察では双方のクルマの安全確認ミスが事故原因とみている。