マツダ工場火災で、どうなる余剰鋼材

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自動車用鋼材の不足が話題になるなか、マツダの工場火災で「鋼材の需給が緩むのでは」(他メーカー)という観測が浮上している。

フル操業していた宇品第1工場は1日1000台ペースで新車を生産していた。現在、復旧の見通しは立っておらず、生産停止が長期化するとの懸念も出ている。仮に生産停止が1カ月に及んだ場合、2万台分の自動車用鋼材があまることになる。

宇品第2工場への生産移管話もあり、実際の鋼材需給が緩むかどうかは不透明だが、他社の不幸につけいる観測が出るほど、鋼材不足に追い込まれている自動車業界の現状を表している、とも言えそうだ。

《編集部》

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