国土交通省国土技術政策総合研究所が、次世代道路サービス提供システムに関する共同研究を実施するが、それに先立ち、共同研究の参加者を公募することになった。公募期間は2004年12月17日−2005年1月28日。
研究主体は、国土交通省国土技術政策総合研究所と公募により選定された民間企業となる。研究期間は、2005年2月−2006年1月31日を予定している。公募方法は、官報と国土技術政策総合研究所のホームページに掲載される。
共同研究の対象となるシステムは、公共駐車場決済サービス・道の駅などの情報接続サービス・道路上における情報提供サービスなどの道路サービスを提供できる一連の集合体(地上に設置されるインフラ機器や車載器、通信、ソフトウエア、動作の仕組みなどを組み合わせたもの)。
システムへの要件は、5.8GHzDSRC規格に準拠するもので、ETCを含めた多様なサービスを共通の車載器に通じて提供でき、かつ将来複数の通信メディアとの連携を考慮できること。さらに、ITSの進展にともなうサービスの追加や更新について検討するものであることなどを求められている。
説明会が12月22日16時より、東京都千代田区の中央合同庁舎第3号館で開催される。
国土交通省国土技術政策総合研究所 http://www.nilim.go.jp/