日産自動車のカルロス・ゴーン社長は29日、東京の本社で会見し9月中間決算などを発表した。
中間期の連結業績は中国合弁の連結対象化などにより売上高は12.7%増収の4兆79億円となったものの、円高や販売費の増加影響で、営業利益は0.6%増の4034億円にとどまった。
ただ、営業利益率は10.1%と2ケタを確保、利益額も中間期では最高となった。通期の予想は売上高8兆1760億円、営業利益8600億円、純利益5100億円という期首予想を据え置いた。
為替レートを1ドル=105円と期首時点のままの前提での予想とした。世界販売は前期比10.5%増の338万台の計画。