路上に寝ていた男性、はねられ死亡「ゴミ袋かと思った」

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26日未明、岐阜県各務原市内で、男性がクルマにはねられて死亡した。警察に出頭してきた男は「道路にゴミ袋が落ちていると思い、特に回避せずに進行したが、直前で人だということに気づいた。怖くなって逃げてしまった」などと供述しているという。

警察では同日の朝に出頭してきたこの男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

岐阜県警・各務原署によると、事故が起きたのは26日の午前1時ごろ。各務原市那加付近の市道上に、近くに住む47歳の男性が頭から血を流して倒れているのを通行人が発見し、警察と消防に届け出た。

男性は近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡した。

現場にタイヤ痕があることから、警察では死亡ひき逃げ事故として捜査を開始していたが、同日の朝になって「人をひいてしまったかもしれない」と23歳の男が出頭。

運転していたというクルマに事故の痕跡があり、現場に残されていた破片などとの一致も確認できたため、業務上過失致死と道交法違反容疑で男を逮捕している。

死亡した男性は各務原市内の飲食店で酒を飲んだ後、歩いて帰宅する途中に事故に巻き込まれたと見られていることから、警察ではこの男性が酔い潰れて路上に寝ていた可能性もあるとして、さらに調べを進めていく方針だ。

《石田真一》

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