リコール隠し事件で混乱が続いて来た三菱自動車工業が、自粛状態にあった国内販売活動を「再開」させる。
13日には『ミニキャブ』シリーズなど軽自動車とミニバンの『ディオン』を一部改良して発売したが、25日にはコンパクトワゴンの新モデル『コルトプラス』を投入する。
コルトプラスは『コルト』の派生車種。25日に東京都港区の三菱自動車本社でメディア向けの「商品説明会」を行い、同日発売する。
説明会には多賀谷秀保社長も出席して挨拶する予定。三菱自動車は6月に今年度の国内販売計画を当初の30万台から22万台へと実質的に下方修正している。現状ではこの数字も達成が厳しくなっており、多賀谷社長の見解が注目される。