橋の欄干に激突して真っ二つ…1人が水死か

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8月29日、福岡県星野村内で、乗用車が橋の欄干に激突し、大破する事故が起きた。乗っていた4人が死傷しており、死亡したうちの1人は車外に放出され、川底で発見されている。

副岡県警・黒木署によると、事故が起きたのは8月29日の午前0時10分ごろ。星野村縫尾付近の県道で、乗用車が橋の欄干に激突し、真っ二つになって大破しているのを対向車のドライバーが発見し、警察に届け出た。

クルマには4人が乗っていたが、このうち26歳の男性が頭を強打して死亡。運転者を含む2人が軽傷を負った。

また、生存者が「後部座席に乗っていたはず」としながら、行方がわからなくなっていた23歳の男性は衝突の弾みで車外に放出され、そのまま川に転落したらしく、事故現場の下を流れる上星野川の川底から約5時間後に遺体で発見されている。死因が事故によるものなのか、溺死によるものなのかは判明していない。

現場は橋の部分で道路の幅員が減少する構造。警察に通報した対向車のドライバーは「すごい速度で走ってきて、大丈夫なのかなと思っていたら、後方から衝撃音が響いたので慌ててUターンした」と証言しているという。

クルマに乗っていた4人は上流でキャンプをしており、八女市内に買い物に行く途中に事故に遭ったらしい。

警察では運転していた男性の回復を待ち、詳しい状況を聞く方針。

《石田真一》

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