渋滞に気づくのが遅れて…京滋バイパスで4人重軽傷

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26日、滋賀県大津市内の京滋バイパスで、トラックと乗用車、大型観光バスなど3台が関係する多重衝突事故が発生した。この事故によって乗用車が大破。乗っていた4人が重軽傷を負っている。

警察ではトラックを運転していた50歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

滋賀県警・高速隊によると、事故が起きたのは26日の午前10時10分ごろだという。大津市神領4丁目付近の京滋バイパス上り線で、渋滞中の車列に対して最後部を走っていたクレーン付きの普通トラックが前方のワゴン車に激突。

ワゴン車も弾みで直前に停止していた大型観光バスに追突するなど、車両3台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故によってワゴン車は大破し、9歳の男児が全身を強打して意識不明の重体。運転者を含む他の3人も重軽傷を負っている。

警察ではトラックを運転していた50歳の男が事故の発端になったとして、業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕している。

警察の取り調べに対し、男は「渋滞中の車列であることに気がつかず、減速が間に合わずに突っ込んでしまった」などと供述しているという。

《石田真一》

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