コンビニ駐車場で暴走、電話ボックスを店内に叩き込む

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27日、愛知県名古屋市名東区内のコンビニエンスストア駐車場でクルマが暴走し、店頭に設置された公衆電話に激突する事故が起きた。

衝突の弾みで支柱の折れた小型の公衆電話ボックスがガラスを割って店内に飛び込み、15歳の少年1人が破片を浴びて負傷している。

愛知県警・名東署によると、事故が起きたのは27日の午後5時50分ごろ。名古屋市名東区社台3丁目付近にあるコンビニエンスストアの駐車場で、26歳の男性が運転するワンボックスカーが暴走し、車止めを乗り越えて店頭に向かって突進した。

クルマは店頭に設置されていた公衆電話に激突して止まったが、電話を収納したボックスの支柱が衝突の弾みで折れ、ボックスが店内に向かって飛んだ。

電話ボックスはガラスを割って店内に侵入、雑誌コーナーにいた15歳の少年が割れたガラス片を浴び、右腕に全治2週間程度の切り傷を負った。このほか、店内には4人の客と2人の店員がいたものの、いずれも衝突した場所から離れたところにおり、無事だった。

警察では事故の原因を調べているが、男性は取り調べに対して「店に立ち寄るため、クルマを駐車場に止めようとしていたが、突然クルマが暴走した」と話している。

男性がアクセルとブレーキの踏み間違いには否定的な言葉を繰り返していることから、警察では車体の検証も行い、事故原因を特定したいとしている。

《石田真一》

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