国土交通省のスマートウェイ推進会議は27日、「ITS、セカンドステージへ−スマートなモビリティ社会の実現」と名づけた提言案をまとめた。
DSRCサービスを07年中にスタートさせることや、「交通死亡事故ゼロ」、「ETC標準装備」、「高速道路ICの倍増」など、わかりやすい目標を掲げて道路の情報武装を進めることなどを求めた。
国交省は提言を受け、会議の下に作業部会を設けて具体案作りに入る。ただ、この会議は6月9日に初会合を開いたばかり。実質2回の審議でかたまった“提言”が固まったことになり、8月下旬までの次年度概算要求に間に合わせたい国交省の意図が透けて見える。