三菱自動車が発表した6月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比6.9%減の5万3833台となり、2カ月連続でマイナスとなった。
国内販売は同47.5%減の1万7991台と半減した。リコールに関する不正事件で、ブランドイメージが低下した影響が依然として続いている。
輸出は同4.1%増の2万8612台と3カ月連続でプラスとなった。北米向け輸出が同43.0%減と半減したが、アジア向けが同2.6%増、欧州向けが同17.6%増となった。
海外生産は同4.1%減の7万3402台だった。『コルト』の生産をスタートした欧州生産が同55.7%増となったものの、米国が同35.5%減、アジアが同5.1%減となった。