豚が…高速道路3路線を閉鎖

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14日午前、佐賀県鳥栖市内の長崎自動車道・鳥栖ジャンクション(JCT)付近で、食肉用の豚を積んだ大型トラックが横転し、さらに別の大型トラックがこれに追突する事故が起きた。

この事故で20頭あまりの豚が逃げだし、捕獲と事故処理のために長崎道と大分自動車道、それに九州自動車道の一部区間が閉鎖される騒ぎとなった。

佐賀県警・高速隊によると、事故が起きたのは14日の午前9時30分ごろ。鳥栖市幡崎町付近の長崎自動車道で、40歳の男性が運転する大型トラックが横転。これを避け切れなかった後続の別のトラックが追突した。後続車を運転していた54歳の男性が軽傷を負っている。

また、この追突によって横転したトラックの荷台は大破、積んでいた食肉加工用の豚約90頭のうち、20頭あまりが逃げ出し、本線上を走り回った。

運転手や高速隊の隊員が捕獲に当たったが、他車と衝突する危険性も高いために鳥栖JCTは事故直後から閉鎖。現場を含む長崎道の東脊振インターチェンジ(IC)から大分道の筑後小郡IC間と、九州道の筑紫野ICから久留米IC間がそれぞれ閉鎖となった。

警察では横転に至った経緯など、事故の原因を調べている。

《石田真一》

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