軽トラの荷台から6人転落

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11日未明、山形県最上町内の県道で、軽トラックが縁石に乗り上げるなどしてバランスを崩し、荷台に乗っていた少年6人が路上に投げ出される事故が起きた。

この事故で19歳の少年1人が脳挫傷で死亡。残る5人も打撲などの軽傷を負った。警察ではクルマを運転していた18歳の少年を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

山形県警・新庄署によると、事故が起きたのは11日の午前4時ごろ。最上町大堀付近の県道で8人が乗った軽トラックが緩やかな右カーブを曲がりきれず、道路左側の縁石に乗り上げてバランスを崩し、荷台に乗っていた少年6人が路上へ相次いで転落した。

落ちた6人のうち、19歳の少年1人が転落した際にU字溝で頭を強打し、脳挫傷が原因で間もなく死亡。他の5人は打撲などで軽傷を負っている。運転席と助手席にいた2人にケガは無かった。

軽トラックを運転していた18歳の少年から酒気帯び相当量のアルコールを検出したため、警察ではこの少年を道交法違反の現行犯で逮捕。今後は業務上過失致死傷容疑でも取り調べを進める方針だ。

8人は同じ中学校の出身者で、前夜から一緒に酒を飲み、帰宅する途中に事故を起こしたようだ。

《石田真一》

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