中年男性を狙った監禁強盗犯を逮捕

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今年5月以降に横浜市内を中心に頻発していた連続逮捕監禁強盗事件について、神奈川県警は8日、この事件の容疑者として少年1人を含む4人の男を逮捕監禁や強盗致傷容疑で同日までに逮捕していたことを明らかにした。

直接の逮捕容疑は5月下旬に起きた事件だが、これ以外にも十数件の余罪があるとみて追及する方針だ。

神奈川県警・捜査1課によると、逮捕監禁や強盗致傷容疑で逮捕されたのは、36歳の男を筆頭とする4人のグループ。このうち19歳の少年と26歳の男は別の窃盗事件ですでに逮捕・起訴されている。

調べによると、この4人は今年5月24日の深夜、神奈川県横浜市神奈川区台町付近の路上で、帰宅途中だった47歳の男性に道を尋ねるふりをして接近。男性をワゴン車の車内に引きずりこんだ上で殴る蹴るの暴行を加え、現金約2万5000円の入った財布を奪い、翌25日未明に同士鶴見区内で解放するまで車内に監禁した疑い。

また、6月8日には同市金沢区内で同様の事件が発生している。この歳には46歳の男性が7人組の男に襲撃され、ワゴン車内に監禁された上で財布を奪われ、深夜営業しているコンビニエンスストアに設置されたATMから多額の現金を引き出されるという被害も発生している。

警察では逮捕した4人が別のメンバーを加えて犯行に及んだ可能性が高いと見て、4人を厳しく追及するとともに、盗んだカネが暴力団に流れた可能性なども視野に入れた捜査を続けていくとしている。

《石田真一》

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