クルマ49台のガラス割られる…水戸周辺

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2日未明、茨城県の水戸市や、隣接する大洗町でクルマ約50台のガラスが相次いで破壊される事件が起きた。車内から盗まれたものが無いことから、車上荒らしが目的ではなく、ガラスの破壊に主眼を置いた犯行とみられている。

茨城県警・水戸署によると、事件が起きたのは2日の午前0時ごろ。水戸市河和田町付近にある河和田町団地で、周辺に駐車しているクルマ10台のガラスが割られているのを通行人が発見、警察に届け出た。

同署員が現場に急行したところ、団地周辺で25台のクルマに運転席側のガラスが割られる被害の出ていることがわかった。金品が盗られたり、ドアが開けられた形跡は無く、ガラスのみが破壊されていた。

さらにこの団地から南に3kmほど離れた東山団地で13台に被害が出ていることが確認され、10kmほど離れた大洗町磯浜でも11台の被害が出ていることが確認された。合計の台数は49台に達している。

警察ではガラスの破壊のみを目的にした犯行とみて、器物損壊容疑で捜査を開始している。ただし、目撃情報は今のところなく、ガラスの破壊音を聞いている人もいないため、捜査は難航が予想されている。

《石田真一》

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