神奈川県警は22日、酒気帯び運転の末に自動車ディーラーの店舗に突っ込み、ショーウインドウを破壊する事故を起こした21歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。
神奈川県警・藤沢北署によると、事故が起きたのは22日の午前5時ごろ。藤沢市湘南台6丁目付近の国道467号線で、走行していた乗用車が対向車線側に突っ込み、道路右側の歩道に設置されていたガードバイプを突き破り、交差点に面した自動車ディーラーの店舗に突っ込んだ。
クルマはショーウインドウのガラス1枚を突き破り、一部を店内に進入させてようやく停止した。
運転していた21歳の男が酒臭いことに現場へ急行した警察官が気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコールを検出。飲酒運転要因による運転ミスと判断し、道交法違反の現行犯で逮捕した。
男は飲酒の事実については認めているものの、事故の原因については「風で飛ばされたビニールが視界を奪った。これを避けようと急ハンドルを切った」と供述。飲酒と操作ミスは結びつかないと主張している。
事故当時は台風6号の余波で風が強い状態だったが、事故原因となったビニール袋については発見されていないという。