GM(ゼネラルモーターズ)と上海汽車工業総公司は、上海にある両社の合弁会社の汎アジア技術自動車センターを拡充するため、約21億元を投じて中国最大級の車両性能試験場など世界レベルの設備を新設すると発表した。
車両性能試験場の敷地面積は7000平方メートルを超える予定だ。GMと上海汽車は、世界車両性能実験研究協議会の協力を得ながら建設予定地の最終段階に入っている。
試験場は、直線路、操舵路、空力実験室、低μ路、高速周回路、耐久路などを備え、この種類の性能試験場としては中国で最も多機能な設備となる。
GMの拠点で同じ機能を備えているのは米国ミシガン州のミルフォード性能試験場のみ。安全衝撃実験室などの設備も追加する予定だ。